摘要 |
<p>【課題】体勢の変更が困難で車イスの使用を余儀なくされる身体の不自由な方であっても、車イス上に着座した状態で容易に着付けることができる着物を提供する。【解決手段】着用者が車イスW上に着座した状態で着付けることができる着物であって、着物本体を連結自在な上衣1および下衣2とからなる二部式に構成している。上衣1は後身頃における背縫い部を開放して、かつ、袖山と肩山と衿上端部とを連続的に開放して開放辺を形成する一方、背縫い部および開放辺の端縁部近傍には、着脱自在な一対の止着手段をそれぞれ配設する。下衣2は後身頃における背縫い部を開放して、かつ、前身頃にはおくみ線を形成して、当該下衣2の上縁近傍および背縫い部の略部における着用者のふくらはぎ当接位置に一対の止着手段をそれぞれ配設する。【選択図】図3</p> |