摘要 |
本発明は、FcRnに対する結合親和性が増加した免疫グロブリンFc変異体に関し、前記変異体は、天然免疫グロブリンFcフラグメントの定常領域において、307S、308F、380S、380A、428L、429K、430S、433K及び434S(上記ナンバリングはEUインデックスによる)からなる群から選択される少なくとも1つのアミノ酸修飾を含むことを特徴とする。FcRnに対する高い結合親和性により、本発明による免疫グロブリンFc変異体は、生体内半減期がさらに延長されるので、タンパク質薬物の持続性製剤の製造に用いることができる。【選択図】図4 |