摘要 |
<p>パノラマ撮影モードにおいて好適な像ブレ補正であるスイング補正モードは、露光期間中(ステップS18〜S22)に像ブレ補正を実行し(ステップS22)、撮像素子を光軸に直交する方向にシフトさせることによりスイング動作に起因する回転ブレを抑制する。非露光期間中(ステップS18、S24、S26)には像ブレ補正を停止し(ステップS26)、撮像素子を可動範囲の中心(補正中心)に戻し、露光期間における撮像素子の変位可能な範囲を確保する。このとき、撮像素子に付加する向心力を露光期間よりも非露光期間で大きくし(ステップS20、S24)、撮像素子を補正中心に迅速に戻すようにする。これにより、高速のスイング動作によって露光期間中の撮像素子の変位量が大きくなった場合や、撮影間隔が短くなった場合でも非露光期間で撮像素子を補正中心に確実に戻すことができ、露光期間での回転ブレを確実に抑止できる。</p> |