摘要 |
<p>本発明は、導電領域(A)と非導電領域(B)からなるパターンの非視認性が高いパターン化導電積層体を提供せんとするものである。基材の少なくとも片側に、マトリックス中にネットワーク構造を有する金属系線状構造体を含む導電領域(A)と、マトリックス中に孤立分散した金属系分散体を含む非導電領域(B)とを面内に有するパターン化導電層を有し、下記(I)および(II)を満たすパターン化導電積層体。(I)前記マトリックスは、重合反応に寄与する炭素−炭素二重結合基を2個以上有する化合物が重合反応した構造を含む高分子で構成され、かつ、前記マトリックスの全質量に対する炭素−炭素二重結合基由来の構造の炭素−炭素二重結合基の単位構造(>C=C<:式量24)部分の質量含有率が9〜26質量%であり、FT−IR−ATR法にて求めた炭素−炭素二重結合の伸縮振動のピーク強度ν1と炭素−水素単結合(C−H)の伸縮振動のピーク強度ν2の関係が、ν1/ν2≧0.2である。(II)前記非導電領域(B)において蛍光X線により定量される金属成分の量が、前記導電領域(A)において蛍光X線により定量される金属成分の量の0.5〜0.9倍である。【選択図】なし</p> |