摘要 |
<p>臭素酸、過塩素酸などの酸化ハロゲン酸を定量分析するために、高速液体クロマトグラフのカラム7の出口に質量分析計8を接続したHPLC/MSを用い、カラム7にはイオン交換機能を持たせた逆相カラムを使用するとともに、移動相には蟻酸アンモニウム緩衝液とアセトニトリルの混合液を使用し、蟻酸アンモニウム/アセトニトリルの濃度を上げるグラジエント分析を行う。それによって、サプレッサを用いない汎用のHPLC/MSの装置構成によって、試料に含まれる各種酸化ハロゲン酸とそれ以外の成分とを適切に分離して高感度で検出することができる。</p> |