摘要 |
鳥等が衝突して損傷を受けた場合にも、必要最小限の機能を維持・発揮できるスラット等の動翼、およびそれを用いた翼を提供することを目的とする。スラット3の短手方向に設けられた一対のリブ材10A、10Bには、1本以上のワイヤーケーブル15の両端が固定されている。このワイヤーケーブル15は、リブ材10A、10B間に位置する各リブ材10に形成された貫通孔13を通して配置されている。このようなワイヤーケーブル15は、航空機の飛行時に鳥等がスラット3に衝突し、スラット3の外皮4のみならずリブ材10までもが変形するような損傷を受けても、リブ材10A、10B間でスラット3がバラバラに離散してしまうのを防ぐ。 |