| 摘要 |
<p>例外を処理するためのデータ処理装置および方法が提供され、データ処理装置は、プログラムコードに応じてデータ処理動作を行うように構成される処理回路であって、例外処理を制御するための例外制御回路を備える処理回路を有する。データを記憶するために複数のレジスタが提供され、該レジスタは、第１サブセットのレジスタおよび第２サブセットのレジスタを含み、データを記憶するためにデータ保存も提供され、該データ保存は、セキュア領域および低セキュア領域を含む複数の領域を備え、セキュア領域は、セキュアドメインで動作するときには処理回路によってアクセスすることができ、低セキュアドメインで動作するときには処理回路によってアクセスすることができないデータを記憶するためのものである。処理回路によって行われるバックグラウンド処理による初期例外に応じて、例外制御回路は、例外に対応する例外処理ルーチンを行うために処理回路を起動させる前に、第１サブセットのレジスタからのデータの状態保存を行い、例外処理ルーチンは、第２サブセットのレジスタからのデータの状態保存を行う責任を持つ。セキュアドメインで処理回路によってバックグラウンド処理が行われた場合に、セキュアドメインから低セキュアドメインへの移行を行わせる第１の例外に応じて、例外制御回路は、低セキュアドメインで例外処理ルーチンを行うために処理回路を起動させる前に、第２サブセットのレジスタからのデータの追加的な状態保存を行う。本発明のハードウェア機構は、例外ハンドラを通してプロキシすることを必要とすることなく、セキュア例外の有効な処理を可能にする。</p> |
