摘要 |
<p>本発明の小型ダクト付きプロペラは、船体1の船尾に取り付けるプロペラ10と、プロペラ10の前方に取り付けるダクト20とを有し、ダクト20の直径Ddinをプロペラ10の直径Dpの20%以上50%以下とし、プロペラ10のピッチHを、プロペラの翼根部で最大値となり翼端部で最小値となる、半径R方向に減少する逓減ピッチとしたことを特徴とし、大型ダクトと中型ダクトとの両者の特徴を兼ね備えた省エネ装置として、プロペラ10形状を工夫し、プロペラ10の前方に近接して小型ダクト20を配置することで、荷重度が増加する実海域において、キャビテーションを抑制した上で、効率を支配するプロペラ10の半径R方向の負荷分布を小型ダクト20との干渉を利用して最適化する。</p> |