摘要 |
陽極(2)と陰極(9)との間に少なくとも4層の有機機能層(20)を有する有機EL素子(100)が開示されている。有機EL素子(100)では、有機機能層(20)は塗布成膜され、有機機能層(20)は4層のうちの2層が正孔輸送層(4)および発光層(6)であり、正孔輸送層(4)と発光層(6)との間に、正孔輸送層(4)を構成する材料と発光層(6)を構成する材料との両方を含む5〜15nmの混合領域(5)を有し、発光層(6)にはリン光性ドーパントが1種以上含まれ、発光層(6)に含まれるリン光性ドーパントのうち、最も短波長の発光を有するものの発光強度のピークが500nm以下の範囲に存在する。 |