摘要 |
カビの存否を確認する検査において、広範囲の種類のカビを精度高く特異的に検出することを可能とする。カビのDNAにおける標的領域を含むDNA断片を増幅させ、増幅産物の有無を確認する工程を含むカビの検出方法であって、標的領域として、ITS領域、及び、&bgr;−チューブリン遺伝子を用いる方法とする。また、標的領域の増幅を行うためのPCR用反応液において、&bgr;−チューブリン遺伝子を増幅させるためのプライマーセットとITS領域を増幅させるためのプライマーセットの濃度比を、1:0.9〜1:0.1とする。 |