摘要 |
スリップ制御を実行できるエンジン回転速度領域を拡大して燃費向上を図る。発進時スリップ制御時には、ロックアップクラッチ38と共にエンジン断接用クラッチK0をスリップ係合させるので、エンジン14の爆発振動を減衰する振動減衰機構としてエンジン断接用クラッチK0をスリップ係合させることにより、エンジン断接用クラッチK0をスリップ係合させないことと比較して、減衰効果がより高まり、発進時スリップ制御を実行してもこもり音が気にならないエンジン回転速度領域が拡大する。つまり、車両発進時にエンジン断接用クラッチK0をスリップ係合させることにより、より低いエンジン回転速度領域から発進時スリップ制御を実施することができる。 |