摘要 |
<p>車両(1)の後進走行時には前進走行時と比較してアクセル操作部材(7)の微妙な操作が難しいため、車両(1)の挙動がぎくしゃくして不自然になり易い。そうした車両(1)の後進走行時には、内燃機関(2)から出力される駆動力を車両加速度(D)に応じて制限する。このとき運転者による実際のアクセル操作部材(7)の操作に即したかたちで、車両(1)の駆動力を調整することができる。しかも車両(1)の前進走行時には上記駆動力の制限を実行しない。このとき駆動力が比較的小さい状態で車両(1)を運転することができるため、車両(1)の挙動が不自然になることを抑えることができる。したがって、内燃機関(2)から出力される駆動力の制限を車両(1)の走行方向に応じたかたちで適正に行うことができる。</p> |