摘要 |
<p>本発明の目的は、核酸分析方法において、一度に解析できる核酸の種類が千種類以上という網羅性と、ダイナミックレンジが4桁以上の定量性を有する、簡便な核酸分析方法を提供することにある。特に、解析対象の核酸が1万種以下である、非翻訳RNAやマイクロRNAの解析に極めて有効な解析方法を提供するものである。本発明は、解析対象の核酸断片群を一分子ずつ用意し、既知の塩基配列を有しかつ蛍光体標識された核酸分子を前記解析対象の核酸断片群とハイブリダイゼーションさせ、ハイブリダイゼーションした核酸分子に標識された蛍光体を検出することで、PCR等の増幅反応を用いることなく、解析対象の核酸の種類と存在量を網羅性と定量性を兼ね備え、一分子の感度及び分解能で、簡便,迅速に核酸分析を行うことができる。</p> |