摘要 |
<p>この発明は、車両用大気浄化装置に関し、水付着によるオゾン浄化性能の低下抑制や、オゾン浄化性能の回復を可能とするDOR(Direct Ozone Reduction)システムを提供することを目的とする。本発明においては、ラジエータ14,16およびコンデンサ18のそれぞれのコア部にオゾン浄化体としての活性炭がコーティングされている。図5に示すように、活性炭の細孔やその周囲に水が付着すると、メソ孔やミクロ孔にオゾンが入り込み難くなる。また、仮にオゾンが入り込めたとしても、活性炭からオゾンへの電子供与が行われ難くなる。従って、水が付着している間は、活性炭のオゾン浄化性能が低下してしまう。そこで、活性炭に付着した水分量が予め定めた所定量以上となった場合には、強制的に活性炭を高温化して水分を脱離させる水分脱離制御を実行する。</p> |