摘要 |
本実施形態の目的は、サイクル特性に優れた負極を提供することである。本実施形態は、活物質としてケイ素酸化物を含むリチウム二次電池用の負極に作製されてから初めてリチウムをドープ及び脱ドープする方法であって、下記電流値範囲(A)内で、かつ下記ドープ量範囲(B)内で、前記リチウムをドープすることを特徴とするリチウムのドープ及び脱ドープ方法;電流値範囲(A);前記負極のリチウム基準極に対する電圧Vと、前記電圧Vの変化量dVに対する前記負極のリチウム脱ドープ量Qの変化量dQの割合であるdQ/dVと、の関係を表すV−dQ/dV曲線上において、1V以下にピークが一つのみ現れるドープ量が最大となる電流値の範囲、ドープ量範囲(B);前記V−dQ/dV曲線上において、1V以下にピークが一つのみ現れるドープ量の範囲。 |