情報識別方法、プログラム及びシステム

摘要

教師付き機械学によって申請書類の審査や査定を行う処理において、悪意で作成された偽合格のデータを高い精度で検出することができる技法を提供すること。この発明によればまず、教師（学）データを用意する際と、テスト・データを用意する際の両方の場合に、時刻を加えてデータの記録が行われる。次に、対象クラスの学データをクラスタリングされ、同様に、対象クラスのテスト・データがクラスタリングされる。次に、学データについては、様々な時刻と幅の時間枠毎に、また、テスト・データについては、直近の様々な幅の時間枠毎に、各部分クラスへの識別確率密度が集計される。次に、時間枠毎の各部分クラス毎、学時とテスト時の確率密度の比を相対頻度とし、相対頻度が統計的に大きく増加している入力を異常として検知し、攻撃であるかどうかを詳細に調べるようアラートが発報される。