摘要 |
<p>エンジンを非駆動状態として走行することができるハイブリッド車両において、加速操作に対する応答性が損なわれないように燃費悪化を抑えてエンジンのモータリングを行うことができる車両用駆動制御装置を提供する。モータリング制御手段(68)は、エンジン(14)を非駆動状態とした車両走行中に、車速Vが所定の判定車速以上である場合には、エンジン(14)を非駆動状態としたまま回転させる前記モータリングを実行する。そして、モータリング判断手段(66)は、走行路面斜度θrdが大きいほど上記判定車速を高く設定する。従って、前記モータリングを実行するか否かを判断する際に走行路面斜度θrdに応じた自重による車両推進力が加味されて、下り坂ではそのモータリングが実施され難くなり、登り坂ではそのモータリングが実施され易くなる。その結果、加速操作に対する応答性が損なわれないように燃費悪化を抑えて前記モータリングを行うことができる。</p> |