摘要 |
<p>本発明は放射線ビーム(20)の半径r0を測定する方法に関する。当該方法は、以下の段階を有することを特徴とする。放射線ビーム(20)の線源(2)が、ある周波数(f)で周期的に熱によって標準部材を励起することで、前記標準部材の周期的熱励起が実現される段階。センサ(3)が、前記周期的熱励起に応じる前記標準部材の一部の周期的熱応答を測定する段階。プロセッサ(4)が、前記周期的な熱的励起と前記周期的熱応答との間での位相シフト(φ)を決定する段階。前記線源(2)が複数の周波数(f)で前記標準部材を励起し、前記プロセッサ(4)が各周波数(f)についての位相シフトを決定することで、複数の位相シフト(φ)が決定される。前記プロセッサ(4)は、このようにして決定された前記複数の位相シフト(φ)のおかげで前記位相シフト(φ)の最小値φminを決定し、かつ、式r0=Δ/g(φmin)によって前記ビーム(20)の半径r0を決定する。ここで、Δは前記標準部材の厚さで、かつ、gは熱放射線ビーム(20)の種類に依存する関数である。</p> |