摘要 |
魚眼レンズ或いは全方位ミラーなどの超広角光学系を用いた撮影で得られた歪曲画像を補正して透視射影方式の画像を得る画像処理において、投影球面上の高さと光軸からの距離を組み合わせた合成指標(Rn)を算出し(301)、合成指標(Rn)を用いて、歪曲画像中における原点からの距離(Rf)を算出する(302)。さらに、原点からの距離(Rf)を用いて歪曲画像中の2次元座標(p、q)を算出し(303)、2次元座標で特定された歪曲画像中の位置又はその近傍の画素を用いて出力画像の画素値を求める。演算量を抑えながら、高精度に、投影球面から撮像面への射影、即ち座標面上の座標の算出を行うことができる。 |