摘要 |
簡単な工程で製造が可能であると共に、光学特性も良好な静電容量方式の指示体検出センサを製造することができる製造方法を提供する。互いに交差する第1の方向及び第2の方向のそれぞれに配置された複数の第1の導体と複数の第2の導体とを、所定の距離だけ離間して対向させて配設し、指示体による押圧により第1の導体と第2の導体との一方が撓んで、両導体間の距離が変化することに基づく第1の導体と第2の導体との間に形成される静電容量の変化を検出することで指示体によって指示された位置を検出する指示体検出センサの製造方法である。複数の第1の導体と複数の第2の導体との間に、液体の紫外線硬化型光学弾性樹脂を封入する。複数個の貫通孔が所定の位置に複数個形成されているマスク部材の貫通孔のそれぞれを通じて、紫外線を、封入された紫外線硬化型光学弾性樹脂に照射することで、その部分を硬化させてスペーサを形成する。 |