摘要 |
【課題】プランジャがシリンダに嵌合されて成る空圧ディスペンサからの粘性材料の吐出段階において、プランジャがシリンダに対して予定外に傾倒する傾向を抑制し、それにより、その傾倒が原因で、吐出されるべき粘性材料に気泡が混入する可能性を軽減する。【解決手段】プランジャ10は、本体部80と、プランジャがシリンダ18に嵌合された状態において、プランジャの外周面82とシリンダの内周面84との間に形成されるシール部104とを有する。外周面は、プランジャがシリンダに同心的に嵌合された同心嵌合状態において、内周面との間に実質的に全周的に半径方向クリアランスを有し、それにより、外周面と内周面との間に、軸方向にも周方向にも連続した筒状のクリアランス106が形成される。粘性材料が外部から充填室72に充填されると、クリアランスが粘性材料の一部によって充填され、それにより、シール部が形成される。【選択図】図3 |