摘要 |
<p>【課題】建築物に地震動が作用することで生じる線材と面材との相対変位等を十分に吸収することのできる制震構造を提供する。【解決手段】建築物で線材5と面材6との接合箇所に適用される制震構造であって、面材6の前面に取り付けられた制震材31と、制震材31の前面側を押圧しつつ、線材5に対して固定される胴縁32とを備え、制震材31は、胴縁32との当接面において高摩擦抵抗部を形成してなり、建築物に地震動が作用することで生じる複数の面材6の相対変位に制震材31を追従させることにより、制震材31と胴縁32とを互いに摺動させることで前記高摩擦抵抗部を介して摩擦させ、線材5と面材6との間での地震動を吸収可能とされている。【選択図】図3</p> |