摘要 |
<p>【課題】分極劣化の発生を防ぎつつ、圧電素体が縮む方向での変位量を増大させることが可能な圧電素子を提供すること。【解決手段】圧電素子1は、圧電セラミック材料の焼結体からなる圧電素体3と、圧電素体3に配置されており、圧電素体3に電界を印加するための第一及び第二電極E1,E2と、を備えている。第一電極E1は、圧電素体3と同時焼成により圧電素体3内に形成されている第一内部電極5と、圧電素体3の外表面上に形成されている第一外部電極7と、を有している。第二電極E2は、第一内部電極5と対向するように圧電素体3の外表面上に形成されている第二外部電極9を有している。圧電素体3が第一電極E1により受ける応力と、圧電素体3が第二電極E2により受ける応力と、がアンバランスであり、圧電素体3の分極方向を正の方向とするときに、負側の抗電界が正側の抗電界よりも大きい。【選択図】図2</p> |