摘要 |
本発明の実施形態は、患者の眼の網膜及び/又は他の領域(野)を治療するシステム及び方法を提供する。手技は、1本又は2本以上の治療ビーム(レーザ)を用いて光凝固又はレーザ凝固を引き起こして眼内血管を微細に焼灼すると共に/或いは血管成長を阻止して1つ又は2つ以上の治療上のメリットを生じさせる手技を含むのが良い。他の実施形態では、一連の短時間(例えば5〜15マイクロ秒)光パルスを、パルス相互間に熱的弛緩時間を置いた状態で、網膜組織に送出して標的網膜組織の温度上昇を制限し、それにより熱的効果を網膜色素上皮層に限定するのが良い。かかる手技を用いると糖尿病性網膜症、黄斑浮腫及び/又は眼の他の病態を治療することができる。治療ビームを患者の眼の網膜上に画定された治療境界又はパターン内に送出するのが良い。【選択図】図3 |