摘要 |
【課題】二つのモータを駆動する際に主に駆動されるモータがいずれのモータであっても位置偏差が大きくなることによるモータの制御に対する悪影響を回避することができるモータ制御装置を提供する。【解決手段】速度制御部24mは、速度指令値ωmと回転速度ωm’との間の速度偏差ωm-ωm’の積分値Smを計算する積分器を有し、速度偏差ωm-ωm’、予め決定された値、比例ゲイン及び積分ゲインに基づいてトルク指令値Tmを生成する。速度制御部24sは、速度指令値ωsと回転速度ωs’との間の速度偏差ωs-ωs’の積分値Ssを計算する積分器を有し、速度偏差ωs-ωs’、予め決定された値、比例ゲイン及び積分ゲインに基づいてトルク指令値Tsを生成する。積分値選択部28は、メインモータ6mの駆動状態及びサブモータ6sの駆動状態に応じて、積分値Smと積分値Ssのうちのいずれか一方を予め決定された値として選択する。【選択図】図1 |