摘要 |
【課題】茶箱本体を板材で補強することで椅子として利用できる強度に容易にすることができ、また不要になった着物の帯を加工すれば椅子の装飾として織物工芸品の高級感を醸し出し、非常に意匠性に優れたデザインの椅子ができる茶箱を改造した椅子を提供する。【解決手段】茶箱の蓋上面に蓋補強部材を取り付けて、その上にウレタン等の弾性材料を設置し、全体をカバー部材Aで被覆することで椅子の座部2とする。また茶箱本体の外周側面にもウレタン等の弾性材料を設置した後、側面カバー部材B、Cで被覆し、更には箱本体の下面には底部補強部材を取り付けて同様に弾性材料と、底部カバー部材Dで被覆し、底部補強部材に脚14を取り付けることで、茶箱本体を椅子本体部3とする。これにより、簡単な補強で茶箱を椅子として利用することができ、またカバー部材を装飾生地で製作することにより、その装飾効果を多種多様にすることができる。【選択図】図1 |