摘要 |
<p>【課題】二酸化炭素地中貯蔵のための孔隙内残留二酸化炭素の測定方法と測定装置を提供する。【解決手段】貯蔵層の深度別温度変化を測定して貯蔵層の第1熱伝導度を算出する第1段階(S102)と、一定量の二酸化炭素を貯蔵層に注入し、貯蔵層に形成された孔隙に二酸化炭素を充填する第2段階(S103)と、貯蔵層に二酸化炭素が充填された状態で貯蔵層の深度別温度変化を測定して貯蔵層の第2熱伝導度を算出する第3段階(S104)と、貯蔵層に二酸化炭素が充填された状態で貯蔵層の孔隙内に水を注入して貯蔵層内に二酸化炭素を捕獲させる第4段階(S105)と、貯蔵層内に二酸化炭素を捕獲した状態で貯蔵層の深度別温度変化を測定して貯蔵層の第3熱伝導度を算出する第5段階(S106)と、第1〜第3熱伝導度に基づいて、注入される水によって貯蔵層に捕獲される残留二酸化炭素の飽和率を算出する第6段階(S107)とを含む。【選択図】図3</p> |