摘要 |
本発明は、以下の工程:炭素源、窒素源、および複数の無機質源を含む培養液を用意する工程;培養液に、アスペルギルス・フラーブスを、0.2〜10体積%の範囲の接種量で接種する工程;培養液をインキュベートする工程;培養液を濾過することで、アスペルギルス・フラーブスと生体高分子を分離する工程;生体高分子を精製する工程;を含む生体高分子の製造方法に関し、本方法において、炭素源対窒素源はモル比で5:1であり、培養液のpHは5〜9であり、温度は25〜40℃であり、接種量は0.2〜2体積%であり、震盪速度は50〜200rpmであり、かつ培養時間は12〜60時間である。産生される生体高分子は、分子量が2.466?104〜2.68?104ダルトンの範囲であり、複数の官能基、複数の化学元素、糖、タンパク質を有し、pH範囲3〜7かつ温度範囲10〜100℃において90%の最小凝集効率を有する。 |