摘要 |
炭素繊維(A)、有機繊維(B)および熱可塑性樹脂(C)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜40重量部、有機繊維(B)を1〜40重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜94重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形品であって、繊維強化熱可塑性樹脂成形品中における前記炭素繊維(A)の平均繊維長(LA)が0.3〜1.5mmであり、かつ、炭素繊維(A)の始点から終点までの平均繊維端部間距離(DA)と平均繊維長(LA)が下記式[1]を満たし、繊維強化熱可塑性樹脂成形品中における前記有機繊維(B)の平均繊維長(LB)が1.5〜4mmであり、かつ、有機繊維(B)の始点から終点までの平均繊維端部間距離(DB)と平均繊維長(LB)が下記式[2]を満たす繊維強化熱可塑性樹脂成形品。0.9?LA≦̸DA≦̸LA[1]0.1?LB≦̸DB≦̸0.9?LB[2]力学特性、特に衝撃強度および低温衝撃強度に優れる繊維強化熱可塑性樹脂成形品を提供する。 |