摘要 |
【課題】十分な接着強度を発現できるとともに、低粘度化を実現でき、なおかつ凍結安定性に優れた共重合体ラテックスを提供する。【解決手段】共重合体は、脂肪族共役ジエン、エチレン系不飽和カルボン酸、シアン化ビニル、各単量体で構成されており、重合開始時に、エチレン系不飽和カルボン酸単量体の40質量%以下を含有させ、ポリマー転化率が1.0%に到達した時から単量体成分の全量投入終了した終了時までの時間、の5%の時点以降から、前記単量体の残部の添加を開始し、上記到達時から上記終了時までの時間、の80%の時点までに、前記単量体の92質量%以上を投入し、−20℃〜0℃の融解熱量&Dgr;H(mJ/mg)が式(1)を満たす、共重合体ラテックス。[&Dgr;H?(100/100−CS)]/&Dgr;HW≦̸0.8・・・(1)[CSは、共重合体ラテックスの固形分濃度(質量%)、&Dgr;HWは、蒸留水の融解熱量(mJ/mg)]【選択図】なし |