摘要 |
ある具体的な実装は、3Dメッシュの幾何データを受領し、該幾何データを八分木を用いて表わす。この特定の実装は、八分木を三つの部分に区分する。ここで、八分木の部に対応するシンボルは階層的エントロピー符号化される。八分木5を三つの部分に区画するために、種々の閾値が使われる。ノードに関連付けられたシンボルがS1シンボルであるかどうかに依存して、そのノードの子ノードが八分木の部または上部に含められる。階層的エントロピー符号化では、非S1シンボルはまず、シンボル集合S2={S1,X}を使って所定のシンボルXとして符号化され、次いでその非S1シンボル自身がシンボル集合S0(S2⊂10 S0)を使って符号化され、S1シンボルはシンボル集合S2を使って符号化される。もう一つの実装は、対応する階層的エントロピー復号を定義する。さらなる実装は、八分木を再構成し、八分木表現から3Dメッシュの幾何データを復元する。 |