摘要 |
<p>【課題】試料液の量が少なくても精度よく測定でき、環境負荷、ランニングコスト、廃液の回収や試薬の補充等のメンテナンス頻度の低減、あるいは消費電力の低減等の要請に応えることができるCOD自動測定装置を提供する。【解決手段】反応槽2は、天面に開口を有する試料測定部21と、試料測定部の底部と連通し下方に伸延する有底管状の試料加熱部22を備えている。また、試料加熱部22は、水平断面の面積が試料測定部21の水平断面の面積よりも小さく形成されている。さらに、反応槽2は、試料加熱部22の容積が、酸化反応時の試料液の体積よりも大きく、補助液が加えられた後の試料液の体積よりも小さくなるように構成されており、酸化反応ステップにおける液面が試料加熱部22に位置し、滴定ステップにおける液面が電極の検知面502よりも上部に位置するようになっている。【選択図】図2</p> |