摘要 |
無線通信システムにおいて端末装置にデータを送信するための方法及び装置について説明する。データは、ドナー基地局によってサポートされる少なくとも1つの中継ノードを含むネットワークにおける単一周波数ネットワーク上のMBMS(MBSFN)技術を用いて送信される、反復マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)セッションに関するユーザプレーンデータであってもよい。スキームは、1回目の端末装置への予定された送信の前に、基地局から中継ノードにデータを配信すること、及び1回目に中継ノードから端末装置へデータを送信することを含む。中継ノードは、さらに、キャッシュにデータを格納するように構成されている。中継ノードは、その後、2回目の端末装置への予定された送信の前にキャッシュからデータを取得し、端末装置に取得したデータを2回目に送信してもよい。このように、中継ノードはデータを基地局から1度だけ受信しながら、1回目と2回目の両方で繰り返されるMBSFN送信をサポートする役割を果たすことができる。これは、そうでない場合に基地局から中継ノードへの次の送信のためのデータの配信に用いられるリソースを節約する。【選択図】図3 |