摘要 |
<p>【課題】軌道回路境界の通過時等に発生し得る瞬時無信号による不要な非常ブレーキを回避すること。【解決手段】列車10に搭載される車上装置20は、レールRから受信した走行制御情報40を用いた走行制御を行うが、走行制御情報40が受信されない無信号の状態を検出した場合、それまでに受信した走行制御情報40をもとに、この無信号が、非常ブレーキの動作が必要な絶対停止区間の停止信号(絶対停止信号)、或いは、緊急事態が生じた際の停止信号(緊急停止信号)であるか、非常ブレーキの動作が不必要な、進入許容区間における瞬時無信号(進入許容無信号)であるかを区別する。そして、絶対停止信号、或いは、緊急停止信号である場合には、従来と同様に、非常ブレーキを動作させて列車を停止させ、進入許容無信号である場合には、非常ブレーキを動作させない。【選択図】図1</p> |