神経変性状態の刺激誘発性ゲノムプロファイルマーカー

摘要

本発明の開示は、神経変性状態、たとえばアルツハイマー病などの診断方法であって、対象由来の細胞試料を少なくとも１種の刺激、たとえばタンパク質および／または多糖混合物、プロテインキナーゼＣ活性化因子、Ａ&bgr;オリゴマー、薬剤およびそれらの組み合わせと接触させることと；細胞試料での少なくとも１種の遺伝子の発現を検出することとを含む、方法に関する。方法は、細胞試料での少なくとも１種の遺伝子の発現を対照細胞での少なくとも１種の同一遺伝子の発現と比較することと；対象が神経変性状態（たとえば、アルツハイマー病）を有するか否かを決定することとをさらに含んでいてもよく、対照細胞での少なくとも１種の同一遺伝子の発現と比較した細胞試料での少なくとも１種の遺伝子の発現の変化が、対象が神経変性状態（たとえば、アルツハイマー病）を有することを示す。