摘要 |
<p>一態様において、本発明は、2つのポリペプチド鎖を含む、アルブミン及びCD3に特異的な抗原結合分子に関し、ここで、各ポリペプチド鎖は、Fv形成を阻害する向きに少なくとも4つの可変ドメインを有し、かつ、前記2つのポリペプチド鎖は互いに二量体化することにより多価抗原結合分子を形成する。2つのポリペプチド鎖の各々において、4つの可変ドメインは、ポリペプチドのN末端からC末端にかけてVLA−VHB−VLB−VHAの順で配置されている。また、本発明は、抗原結合分子の組成物、及び様々な疾患を治療するための該抗原結合分子又はその組成物の使用方法をも提供する。</p> |