摘要 |
ファインダ装置に光学的な被写体像と撮像素子により撮像した被写体像とを並べたときに,瞳が動いても見やすいようにする。対物レンズ(凹レンズ)61,接眼レンズ66により光学的に結像する被写体像91を瞳75によって見ることができる。対物レンズ61の前方の一部において遮光板80が設けられ,その遮光板80によって遮光領域93ができる。電子ビュー・ファインダ65の表示画面の一部に被写体像を撮像すると,その被写体像がプリズム63によって反射し,遮光領域93に重なって見える。虚像式ファインダ装置では,瞳75が光軸Lから動くと,遮光領域93の範囲も動いてしまうので,瞳75の位置に応じて遮光板80を動かし,瞳75が動いても遮光領域93の範囲を一定にする。 |