摘要 |
<p>【課題】切断初期から切断の終了時まで被切断物に加わる剪断力(切断力)が格段に大きく、しかも被切断物の刃先方向への逃げの問題を解消した鋏を提供する。【解決手段】右側棒刃2と左側棒刃1を交差させて枢支ピン3Aでピン結合した挟10において、両棒刃1、2の柄部分を、左側リンクと、右側リンクと、左側棒状柄6と、右側棒状柄7と、バネ8とから成るパンタグラフ機構とし、左右のリンクの他端部を左右の柄部の上端部でスライド可能にピン結合をおこなう。この鋏10によれば、全ての指を柄部分に掛けて開閉することができるので、切れ味が良くなり、柄を閉じる切断時に刃先が前方に積極的に前進するので、被切断物Pの刃先方向への逃げの問題を解消できる。【選択図】図3</p> |