摘要 |
<p>【課題】 しおりを有しない書籍において、各頁の前小口の部分を改良することにより、読みかけの頁を一時的に閉じても直に開きうるようにした構造を提供する。【解決手段】 文庫版や新書判などのパーパーバックスタイプの書籍1において、表紙と見返しと目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4の前小口部分に相当する側辺2の内側の印刷部6と側辺2の間の側辺寄り部分に、頂点を印刷部6側に向けた半円状または三角状のミシン目3を、側辺2の内側で上下の間の位置の一箇所に有し、このミシン目3を切り離して切込み3aに形成可能とし、見開きの読みかけの頁4aのミシン目3を切って形成した切込み3aに反対側の頁4bの側辺2を差し込み係止することで、書籍1を閉じた際に読みかけの頁4aの目印としたしおり機能付き書籍1。【選択図】 図1</p> |