摘要 |
<p>【課題】建築的工夫により自然エネルギーである太陽熱、夜間冷気、通風・自然換気を効果的に取り入れ、最小限の設備機器により全館冷暖房を行い、年間を通して開放的で健康的な室内環境をローコスト・ローエネルギーで実現する建築物を提供する。【解決手段】たとえば冬季においては、南壁面集熱窓1から取り入れ集熱室2に集められた暖気や、冷暖房機器7から放出された暖気は、ダクトトップの吸込口3aからダクト3を通して、送風機4により1階床下空間5に送られる。その暖気は外断熱されたベタ基礎10に蓄熱され、床下ガラリ6から室内に導かれた後、ルーバー床9・階段室を通り集熱室に帰る。これらの循環を繰返すことにより、均質な室温の全館暖房が実現される。【選択図】 図3</p> |