摘要 |
本発明は、管路更生管において所望の偏平強度を確保するだけでなく、引き込み作業の際に管路更生管に発生し得る破れや皺を防止することを目的として、直管部5bの内層を構成する下側軟質樹脂層5dと、下側軟質樹脂層5dの外側に積層され直管部の外層を構成する上側軟質樹脂層5eと、上側軟質樹脂層5eの外面に螺旋状に形成される突条部5cとを含み、突条部5cは、螺旋状に巻回される硬質樹脂製の芯材5gと、その芯材を包んだ状態で上側軟質樹脂層5eと一体化される芯材被覆部5fとから構成され、芯材5gが、直管部5bの内径の3.5%〜5%の高さを有し、下側軟質樹脂層5dは、少なくとも単層部分5dsを含むように巻回により形成されるものであり、単層部分5dsが、直管部5bの内径の0.25%〜0.65%の厚さを有することを特徴とする管路更生管を提供する。 |