摘要 |
本発明は、熱可塑性マトリクス複合材料(36)とエラストマ材料(33)との間に、溶接によって結合部を製造する方法に関する。本方法は主に、上記エラストマの表面に対して熱可塑性材料の繊維で構成される不織布(24)を組み込むことによりエラストマ材料(33)を官能化する作業と、エラストマ材料(33)の官能化された表面を複合体の熱可塑性材料(36)に溶接することからなる溶接作業とを含む。エラストマ材料(33)を官能化する作業は、未加工のエラストマを加硫する段階中に実施され、加硫は、未加工のエラストマの表面(25)に配置された不織布(24)が、加硫プロセス中に、少なくともエラストマの表面においてエラストマに組み込まれるのに十分な圧力下で実施される。溶接作業は、互いに溶接されることになるエラストマ材料(33)の表面と複合体(36)の表面との間に、熱可塑性材料でコーティングされた金属織物(35)を介在させることと、そこに電流を通過させて、2つの材料の表面の溶融をもたらすこととからなる。【選択図】図2 |