摘要 |
気流の漏れ流れ抑制による低騒音化と吹出し風量増加による高効率化との両立を図ることができる、プロペラファン1であって、回転軸線Oを含むボス2と、ボスの外周に設けられた複数の翼3と、複数の翼をそれぞれの後縁側で囲むように配置されたベルマウス9とを有しており、翼はそれぞれ、半径方向の断面形状において、気流の上流側に膨らむ屈曲部13を有しており、翼断面でみて、外周端における接線をLQとし、回転軸線Oと直交する仮想線をLOとし、それら接線LQと仮想線LOとが相互になす角度を外周端接線角度θとした場合に、ベルマウスの吸込み側の端部の位置を含む仮想面と翼の周縁とが交差する部位を、ラップ開始点とすると、ラップ開始点を含む翼断面よりも後縁部側の外周端接線角度θのほうが、ラップ開始点を含む翼断面よりも前縁部側の外周端接線角度θに比べて小さくなるように設定されている。 |