摘要 |
光電変換素子(10)は、結晶性半導体層である基板40の裏面側に形成される真性非晶質半導体層であるi層(43)と、i層(43)上に形成されるp型非晶質半導体層であるp層(44)と、p層(43)上に形成される透明導電膜層であるTCO(46)と、を含み、p層(43)の厚さ方向のボロン(B)濃度は、TCO(46)との界面の位置(X4)よりもi層(43)側にB濃度がピークとなる位置(X2)を有する。B濃度は、ピークとなる位置(X2)からTCO(56)との界面の位置(X4)に向かって、ステップ状、または漸減状、または階段状に減少してもよい。基板(40)がn型である場合、受光面側に真性非晶質半導体層であるi層と、i層上に形成されるn型非晶質半導体層であるn層と、n層上に形成される透明導電膜層であるTCOについては、n層におけるP(リン)濃度のピーク位置を、i層を挟んでn型の基板(40)の側とすることがよい。 |