摘要 |
実施形態の情報処理システムは、障害発生時に、情報処理システムを利用できない時間を短縮する。実施形態の情報処理システムは、ユーザシステムのインストール情報と、ユーザシステムのデータのバックアップデータと、ユーザシステムのデータの一部を表すキャッシュデータを記憶する記憶部と、仮想マシン構築部と、ユーザシステムのデータを復元する復元部と、ユーザシステムのデータの一部を、キャッシュデータに複製し、ユーザシステムの障害時に、キャッシュデータからユーザシステムのデータの一部を復元することにより、ユーザシステムを部分復旧させるキャッシュ制御部と、部分復旧後、キャッシュデータにより復元されていないユーザシステムのデータを、バックアップデータによって復元することにより、ユーザシステムを完全復旧させるまでの間は、整合性が保障されないユーザシステムのデータへのアクセスを待機させるアクセス待機部とを備える。 |