摘要 |
通信装置間で通信を行う際に、伝送路上に発生するランダム誤りの検出・訂正機能を備えていればデータにスクランブルをかけることなく所定のビットエラーレートを確保することができ、データ処理にかかる遅延を低減することが可能な通信装置を提供する。反転ビット付与部103は、入力されるデータに対して、トレーニングモードで得られたNビット毎に反転ビットをデータに挿入する。反転ビット除去部104は、入力されるデータのN+1ビット毎に付与される反転ビットを除去し、誤り訂正符号が付与されたデータに再生する。これにより、伝送対象のデータに付加データを挿入することで、ビット長Nのデータでの同一ビット値の連続性を遮断する。よって、同じビット値のデータの連続が途切れビット値が反転する際に生じる、信号反転の遅延を低減できる。また、データにスクランブルを行なわないため、データ処理にかかる遅延を低減することが可能となる。 |