僧帽弁セルクラージュ形成術におけるＲＶＯＴワイヤ捕捉（ＲＷＣ）システム

摘要

ブロッキング部材と捕捉部材とを有するカテーテルを備える僧帽弁セルクラージュ形成術用器具。ブロッキング部材は、ピグテール又はバルーンの形状をなすとともに、カテーテルの遠位端部に構成されて、カテーテルが危険領域を横切って通過することを防止し、それにより、カテーテルが安全領域を通過できるようにする。これは、重要な心臓組織への損傷を防止する。捕捉部材は、ＩＶＣへ向けてＲＶＯＴセルクラージュワイヤを引き出すようになっているとともに、ＲＶＯＴセルクラージュワイヤが捕捉されて安全領域を通じてＩＶＣへ方向付けられるように拡張できるとともに潰れることができるメッシュを備える。したがって、ＲＶＯＴワイヤは、心臓組織を損傷させることなくＲＶに通されて、僧帽弁膜輪の周囲に完全な円を形成する。【選択図】図１３