摘要 |
【課題】工作機械の主軸の動作異常の程度が許容範囲を超えたか否か、したがって主軸を交換する必要があるか否かを、正確に判定できるようにする。【解決手段】機械学装置10は、工作機械の連続運転中に、主軸を用いて加工した加工済ワークの個数を示す加工個数データ、加工済ワークの実寸法と寸法目標値との差を示す加工精度データ、工作機械の運転を中断した時間を示す中断時間データ、及び主軸の交換の要否判定結果を示す交換判定データを、主軸の現在状態を表す状態変数Sとして観測する状態観測部12と、加工済ワークの生産によって生じ得る単位時間当たりの利益又は損失、及び主軸の交換によって生じ得る単位時間当たりの損失を、損益データBとして持つ学部14とを備える。学部14は、任意の学アルゴリズムに従い、損益データBと状態変数Sとを用いて、主軸の交換に関連付けられる条件Cを学する。【選択図】図1 |