摘要 |
本発明は吸引把持装置(10,60)に関するものであり、把持されるべき工作物に当接するためにそれぞれ1つの吸引室(22)を有する、グリッパハウジング(12)の作業面(18)の吸引個所(26a−26e)に相並んで配置された複数の吸引体(20)と、各々の吸引個所(26a−26e)のためのそれぞれ付属の吸込弁(30)とを有しており、各々の吸込弁(30)は、負圧供給装置に接続するための負圧供給側(32)と、付属の吸引体(20)の吸引室(22)と接続された吸着側(34)とを有しており、各々の吸引個所(26a−26e)の吸込弁(30)は開放位置と閉止位置の間で可動の弁体(36)を有しており、弁体(36)は制御室(38)を区切る柔軟な制御隔膜(40)に配置されており、それにより制御室(38)で生じている負圧に依存して制御隔膜(40)の変形のもとで弁体(36)が開放位置から閉止位置へと可動であるようになっており、グリッパハウジング(12)には複数または全部の吸引個所(26a−26e)にわたって延びる隔膜布(42)が配置されており、それにより複数または全部の吸込弁(30)の制御隔膜(40)が隔膜布(42)の制御区域(44)により形成されるようになっている。 |