摘要 |
【課題】舟体の垂下板部の高さを短くして、且つ、剛性を確保することを、舟体の加工コストアップや摺り板の固定作業性の悪化を招くことなく実現できるようにした集電舟を提供する。【解決手段】集電舟は、鉄道車両の屋根上で架線に摺接する複数枚の摺り板2と、摺り板2の両側に配置される複数枚の補助摺り板と、摺り板2及び補助摺り板が固定される舟体4とを備えている。尚、摺り板2には、下方にのびるボルト21が固定されており、このボルト21を舟体4に貫通させた状態で、ボルト21に下方からナット22を締め込むことにより舟体4に摺り板2が固定される。舟体4は、鉄道車両の車長方向両端で下方に屈曲する垂下板部41を有している。垂下板部41には、鉄道車両の車長方向外側を向く面に、垂下板部41の剛性を高める補強板42がスポット溶接によりに取り付けられている。【選択図】図3 |